○すず子 生きます！
１月５日、すず子の発情が１カ月も続き ずっと苦しそうにしているので、×××動物病院へ行きました。 この動物病院は ５・６年前 すず子の避妊手術をした時に 卵巣を どこかに落とし 手術の失敗を認めたところです。 それからは あんまり信用していないけど、こんな発情関係の相談の時は この動物病院へ行き、すず子の苦しみを訴えに行きます。
診察室で 院長は また何度も断ってきた 再手術の事を言ってきました、、。
「すず子ちゃんは ２年前になった膣炎を再発しています。 卵巣を このまま残しておくと これからも何度も再発してしまいます。 うちの病院も 他の動物病院で 卵巣を取り残されて悩んでいた犬を この５・６年の間 何回か無事に取り除くのに成功してきました。 設備も 前より増えたので すず子ちゃんの避妊再手術やらせてください！ おねがいします！ おねがいします！」
再手術・・ 元気なすず子を見てると、このままでいいのでは？ いや、再手術して すず子の発情が無くなり、これから病気も減り 未来が明るくなるとしたら？ と、悩み パパや子供達とも相談しました。
すず子は もう８歳半、、発情期は 毎回みんなでブルーな気持ちになってきた、、それに膣炎が何度も再発するのは かわいそうすぎる、、手術するのは今しかないかも、、。 と、家族で決定しました。
そして １月７日、動物病院へ手術を頼みたいと電話しました。 ママは すず子を思うと苦しくて 長い間待たされては キャンセルしちゃいそうで、
「なるべく 早くに 院長に手術お願いします！」 と、言いました。
・・しばらくして 動物病院から電話があり １月９日に決まりました。
ママは、すず子を抱きしめ 「ごめんね。 ごめんね。」 と、泣きました。 悔しくて 悲しくて すず子が可哀そうで・・・。
１月８日、すず子といも子とママの夕方の散歩は たっくさんたくさん歩きました。 ２〜３時間あるいたかな・・ このまま さんにんで どっかへ行っちゃいたいな〜♪ なんて、考えながら。
１月９日手術の日。
すず子は ご飯を食べれません。 いも子のご飯をみて お腹をグーグーならし、空腹で 庭の草を食べ ゲーゲー吐いていました。
「どうして 私にご飯をくれないの？」 って 悲しそうです。 ごめんね。
朝の９時から１１時ごろに来てくださいと言われていたので ゆっくり１１時まで家で過ごしてから 病院へ出発しました。
すず子は 大好きなお出かけだと思って 目がキラキラしてうれしそうに車に乗ってくれました。
病院に着き、院長の事を半分以上信じられていないママは 「絶対に 生きて返して欲しい！」 と、家族の願いをたくさん書いた誓約書を渡しました。 院長は しっかり読んでくれて サインしてくれました・・ すず子を預けました・・ 必死に逃げ出そうとする すず子を見ながら 家に帰りました。
家に着くと お姉ちゃんがいないと いも子は探し回って 玄関で ずっと待っていました。
ママも すず子と離れてから 胸が苦しくて苦しくて 時間が とても長く感じました。 いつでも自分で 自分を刺して死ねそうなぐらい おかしな気分でした、、。
１２時ごろから始めた手術、午後３時ごろに やっと病院から電話がありました。
「すず子ちゃんの手術終わりました。 呼吸もしっかりしてるし無事ですよ。 ５時から８時の間に 迎えに来てください。」
バンザーイ！！！
５時にお兄ちゃんと迎えに行きました。
少し待っていると 歩いて すず子が出てきました。 良かった〜。
院長は 「思いもかけないところに卵巣がありましたよ〜。 見つからなくて諦めかけたんですけど、もう一度と探したら 腎臓の裏側に隠れてるのを やっとひとつ見つけて取りました。 これで発情も膣炎も無くなるといいな〜っと思います。」 おまえが落としたんやろーー！ ひとつじゃ無かったら どないしてくれんねん！ っと 心で中で思いましたが、すず子が 生きて帰って来てくれるのが家族にとって一番なのでグッと我慢し、ありがとうとお礼を言いました。
家に帰ったすず子は しんどそうです。 顔も怒っています。
大嫌いな病院で たくさんの検査され 恐ろしい手術もされたし、お腹には大きな傷、お腹も空き過ぎて気持ち悪いし、水を飲んではゲーゲー吐いて苦しそうです。 がんばれ！
１月１０日朝、まだゲーゲー吐いていますが、近所に散歩へ行くと うれしかったのか かわいい笑顔をママとパパにくれました。
夕方 すず子の大好きな大蔵海岸へ 車で連れて行きました。
少し元気が出てきたようです。
まだ食べては吐くことが多いですが、すず子の明るい未来が これから始まることを 家族みんなで応援してます。
すず子 だ〜いすき♪
・・こんなんだと いも子が すねちゃいそう、、 いも子も だ〜いすきよ♪
